不眠症とは、良質な睡眠を十分にとることができない状態が続くことによって体調不良が生じ、仕事や学業などの日中の生活に支障が出てしまっている状態のことを指します。

日本人の睡眠時間の平均は世界で最も短く、日本は不眠症大国で知られています。

長時間の勤務、シフト制勤務、長い通勤時間、ゲームやインターネットなどの娯楽によって睡眠時間はますます減少傾向にあります。

不眠症のタイプ

「入眠障害」⇒ 床に入っても中々(30分~1時間以上)寝付けない

「中途覚醒」⇒ 眠りが浅く途中で何度も目が覚める

「早朝覚醒」⇒ 希望する時刻、あるいは通常の2時間以上前に目が覚めてしまう

「熟眠障害」⇒ 眠りが浅く、睡眠時間の割に寝た気がしない

不眠症の原因

不眠症の原因は脳にあります。

自律神経の中枢である脳がストレスを受け、自律神経自体が機能低下を起こすことによって不眠の症状が出現します。

脳がストレスを受けている状態とは、交感神経が強く働き過ぎていることを意味します。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類あります。

交感神経は、仕事や家事で集中して作業をしたり、運動をする際に働く神経です。

副交感神経は、睡眠時など緊張を解いてリラックスする時間に働く神経です。

また、頭蓋骨の中にある脳は、脳脊髄液という液体で満たされています。

この脳脊髄液は正常であれば全身を循環しているのですが、異常をきたして頭蓋骨の中に溜まったままになってしまうと、脳が締め付けられるような圧迫ストレスを受けます。

脳が圧迫ストレスを受けると、交感神経が過度に働いてしまうため、身体がリラックス状態になることができず不眠の症状が生じます。

不眠症を悪化させる因子

寝る前にニコチン(タバコ)やカフェイン(コーヒー、緑茶など)を摂取したり、スマホなどのブルーライトを浴びたりすると、交感神経が刺激されて興奮状態になるため、寝つきが妨げられます。

また病院などで処方される睡眠薬は、脳の機能を低下させるため、長期間にわたっての使用はおすすめできません。

依存性も強いため、薬なしでの睡眠が難しくなってしまい、ますます不眠の症状が強くなってしまいます。

アルコールも同様に、脳の機能を低下させるため寝つきが良くなりますが、途中で目が覚めやすくなり睡眠の質が低下します。

睡眠は身体を回復させる唯一の手段

睡眠をしっかりとることができていないと、心身の疲労を回復することができません。

不眠になると倦怠感・意欲低下・注意力散漫・体調不良などがおこるほか、別の自律神経症状に繋がったり、免疫力が低下して病気や怪我を引き起こしやすくなります。

身体を回復させるために、睡眠時間は長く確保できるのであればそれに越したことはありません。

しかしながら最も大切なのは、脳にいかにストレスがかかっていない状態で睡眠を取ることができているかです。

脳がストレスを受けている状態ではリラックスして寝ることが出来ず、身体の回復量も著しく下がります。

不眠症における当院の治療

当院では脳脊髄液を頭蓋骨から排出させ、全身に循環させる治療を行なっております。

治療を受けて頂くと脳のストレスが取り除かれるため、副交感神経が優位となり不眠の症状が改善されます。

また仕事や学業が忙しく、物理的に睡眠時間を取ることができない方でも、当院の治療を受けて頂くことで睡眠の質が向上します。

深い睡眠の時間が増えるため、同じ睡眠時間だとしても脳と身体をしっかり休めることができるようになります。

睡眠の質が向上することで、自然治癒力と免疫力が高まり、他の身体の症状の改善および予防にも繋がります。

睡眠についてお悩みがある方はぜひご相談ください。 

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