前回の記事では「自律神経の乱れの正体」について紹介させて頂きました。

「自律神経の乱れ」とはつまり脳の機能が低下している状態であり、身体的・精神的ストレスがその原因となります。

では自律神経のバランスを整えるためにどのようなことを気をつけたら良いのでしょうか。

世間には体調を整えるため、もしくは自律神経のために良いとされている健康法がいくつかあります。

①正しい姿勢をキープする。

②旅行に行ってレジャーを満喫する。

③仕事のストレスを運動で発散する。

④温泉やサウナで身体を温める。

⑤ニンニクや肉料理を食べてスタミナをつける。

⑥寝る前にホットミルクを飲む。

これらの健康法はみなさんも意識して取り入れている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は自律神経にとって良くない行動が含まれています。

どれだと思いますか?

正解は…実は全部です!

デスクワーク中に姿勢不良を避けるために、ずっと背筋をピンと伸ばした姿勢で作業を続けている方は注意が必要です。

背中が丸まっていようとそうでなかろうと、同じ姿勢を長時間続けていること自体が脳にとってストレスとなるのです。

30分に1回は立ち上がって座りっぱなしを極力避けることが大切となります。

②③身体を動かすということは、例えそれが好きな旅行やスポーツであったりしても疲労を伴います。

もちろんリフレッシュ効果はありますし、趣味に時間を費やすことは人生においてとても大切な事です。

しかしながら仕事でヘトヘトなのに休日に旅行に出かけたり、ハードなトレーニングを行なうと自律神経は困憊してしまいます。

身体を温めると気持ちいいですが、内臓や脳の血流量は増加し、体温を調整するために自律神経が働き疲労します。

繰り返し入浴したり、水風呂に入るとさらに自律神経の負担は増えます。

⑤⑥夏バテ解消にスタミナ料理を食べる方がいらっしゃるかもしれません。

そもそも夏バテは何かといいますと、高温多湿な気候に対応するために自律神経が働き続けた結果、疲労しきってしまった状態です。

食事をすると胃腸が活発に動くのですが、胃腸を動かすのもまた自律神経なので、さらなる疲労を引き起こしてしまいます。

また、就寝前にホットミルクを飲むと胃腸が働くので副交感神経が一時的に活発になり眠気を感じる効果があります。

しかしながらそれは一過性のもので、牛乳には脂肪などの栄養素が多いので、睡眠中に消化機能が働き自律神経にストレスがかかります。

寝る前にリラックスとして飲むなら白湯にしましょう。

自律神経の機能を回復させるために必要な事


日中フル活動している自律神経(脳)が休むことができる時間帯は睡眠中です。

そのため自律神経の乱れを回復させるためには、脳にかかるストレスを極力減らすことと、質のいい睡眠によって自律神経を回復させることが大切となります。

頭蓋骨の歪みと硬化によって脳脊髄液の循環が悪くなると、脳が圧迫ストレスを受け、脳細胞への酸素の供給が悪くなります。

その状態で睡眠をとると、副交感神経の働きが不完全となってしまい、脳が十分に回復することができなくなってしまいます。

水流改善整体で自律神経の機能回復

水流改善整体は全身の水分の流れを良くする治療です。

脳脊髄液の循環が良くなると、脳にかかっている圧迫ストレス取り除かれ、自律神経の機能が回復していきます。

全ての身体の不調には自律神経の機能低下が大きく関わっています。

自律神経の不調やお身体の症状でお悩みの方はぜひご相談ください。

不眠・頭痛には水流改善整体

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