花粉症は日本で最も多いアレルギー疾患であり、現在も人数が増加し続けています。

特にスギ花粉症は日本人の4~5割がかかっているとされ、毎年春には鼻水やくしゃみ、目のかゆみや涙などの症状で苦しんでいる方が多いです。

花粉症はどのような状態か

花粉症はアレルギーです。

アレルギーとは、体内に入ってきた物質(花粉、食物、ほこりなど)に対して、過剰な免疫反応が引き起こされる状態のことをいいます。

人間の体内には免疫細胞が存在しています。

ウイルスなど有害なものが体内に侵入した際に免疫細胞が働き、咳や鼻水などで外に追い出したり、体温を上げて発熱することによって戦い排除しようとします。

これが正常な免疫反応です。

しかしながら免疫細胞の機能が低下していると、この免疫反応が正常に働かなくなってしまいます。

通常は身体に大きな害を与えない花粉に対して、過剰に免疫反応を起こしてしまう結果、花粉症の症状が引き起こされるのです。

花粉症の方は肝臓に注意

人間には内臓体壁反射という身体の仕組みがあります。

これは内臓が疲労したり、機能が落ちてくると反射的に身体の痛みや症状がおこる生理作用のことです。

花粉症を始めとした涙や鼻水などのアレルギー症状は、肝臓の機能の低下によって出現します。

つまり花粉症の症状は肝臓のSOSのサインで、肝臓が疲労して機能が低下しているときにひどくなります。

花粉症の薬を飲むとどうなるか

花粉症の薬は免疫細胞に作用し、免疫力を強制的に低下させる作用があります。

免疫細胞が働かなくなると、過剰な免疫反応も起こらなくなるため、花粉症の薬を使用するとアレルギー症状は感じなくなります。

しかしながら花粉症の薬の薬効はあくまで免疫力を強制的に下げることであり、免疫細胞自身の機能を正常に戻す効果はありません。

そのため薬の効果が切れれば再びアレルギー症状が出現しますし、薬を飲み続けたからと言って花粉症が治ることもありません。

また花粉の時期のたびに薬を飲み続けるのには大きなリスクも伴います。

薬の成分は血液中に溶け込み全身を巡るため、脳や内臓の負担となり、他の病気にかかるリスクが増加します。

花粉症は自然に治る!?

高齢になったら花粉症が落ち着いた、毎日薬を飲まなければいけないぐらい辛かったのにある年から急に花粉症の症状が出なくなった、こんな人の話を耳にしたことはありませんか?

それは決して花粉症が治ったということではありません。

むしろ加齢や薬の継続的な使用によって、免疫力が一定以上低下してしまった結果、花粉症の症状が出なくなっている状態なのです。

免疫力が低下するということはすなわち、ガンや自己免疫疾患などの他の病気にかかりやすい身体になってしまうということです。

水流改善整体で花粉症の根本治療

花粉症を根本から治療するためには体質を変えなければいけません。

免疫力を低下させるのではなく、免疫細胞が正常に働くようにする、そんな治療や生活習慣が必要です。

免疫細胞は、間質液という体液によって酸素や栄養素が供給されています。

水流改善整体は、間質液を始めとした全身の体液の循環を良くすることで細胞を活性化させ、免疫力を高める治療法です。

薬に頼らず花粉症を根本から治療したい方、免疫力の低下が心配な方はぜひご相談ください。

不眠・頭痛には水流改善整体

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