皆さんはサウナや温泉は好きですか?

サウナや温泉に入ると気持ち良くてとても癒されますよね。

最近テレビや雑誌でもよく取り上げられていてとても人気なサウナや温泉ですが、今日は健康のプロとして皆さんにお伝えしておきたいことがあります。

それは、サウナや温泉は「生理学的な観点」から考えると「健康には良くない」ということです。

サウナや温泉がお好きな方にとってはあまり読みたくない記事かもしれませんが、「健康の真実」を知って頂きたいという想いで続きを書かせて頂きます。

一番悲しいのは、健康のために取り組んでいたことが実は体を悪くしていたということです。

皆さんにはそのような後悔をして欲しくないので最後までお読み頂けましたら幸いです。

【サウナが「整う」とされている訳】

サウナに入ると暑いので発汗します。

「発汗作用によって体内の老廃物質が排出され、新陳代謝の促進に繋がります。」と一般的に言われている為、この文章だけ見ると身体に良さそうなイメージを持ちます。

またサウナ浴後に入る水風呂は、「サウナ浴で高くなった体温を下げ、サウナ浴による発汗作用を抑え、これによって血管の機能向上に繋がる」とされています。

これも一見健康に良さそうな感じがしますが、とんでもありません…!

サウナに入ると、高温に対処するために自律神経はフルに活動を強いられます。

自律神経のお陰で体温調節機能が働き、汗腺を調整することで発汗できるのです。

水風呂に入ると急激な温度低下に対処するため、また自律神経がフルに働きます。

今度は体温を奪われまいと汗腺を閉じ、大切な内臓の血流量を守ろうとします。

こんなことを繰り返していたら、脳(自律神経)は疲労困憊です。

暑さと冷たさ、急激な温度変化によるストレスが身体にかかると、苦しさから逃れるために脳からは脳内麻薬とも呼ばれる脳内物質が分泌されます。

この脳内物質がもたらす鎮痛効果による幸福感、あるいは高揚感こそが「整う」の正体なのです。

気持ちよくリラックス効果は確かにありますが、それ以上に脳へのストレスは大きく、強い疲労が起こります。

また必要以上の血流量増加により、老廃物質の濾過が進みますが、これは「腎臓」の負担を増やします。特に腎臓が弱い人は厳禁です。

【サウナ・温泉はあくまで楽しむ為】

もちろん、絶対にサウナや温泉に入らないで下さいと言っている訳ではありません。

ここで重要になってくるのが「目的」です。

サウナや温泉、お風呂は気持ちいいしスッキリしますよね。

なので「楽しむため」「癒されるため」という風に目的を割り切って利用するのは全然問題ありません。

ただ、「健康のため」にはサウナや温泉(お風呂)には入らないで下さい。

【サウナ・温泉は体力を奪い、自然治癒力を低下させる】

昔から温泉は身体の機能回復、戦や事故などの傷の回復に利用されてきた歴史があります。

確かに、傷の治癒を早めてくれるような成分が温泉には含まれているのは事実です。

温泉に行ってアトピーが治ったり、腰痛が治ったという経験がある人もいるかもしれません。

しかしながら、それは根本治癒ではありません。

想像してみてください。

もしあなたが病気になって入院したとしましょう。 集中治療室(ICU)で治療を受けています。

ICUに入るくらいの重症度の場合、お風呂は厳禁です。

何故だと思いますか? それは、体力が奪われて「治癒能力が低下」するからです。

つまり、お風呂に入って温まったりすると体力は奪われるのです。

お湯によって身体が温まると、その温度調節のために自律神経が沢山働き、体は余計に疲労します。

特にどこが一番疲労するのかと言うと「脳」です。

【健康に最も大切な生命力・免疫力】

脳疲労が起きると、身体の水分全体の流れは悪くなり、生命力・免疫力は低下してしまいます。

つまり、当院で行なっている新治療「水流改善」の「水流」が悪くなるのです。

もし、あなたが温泉やサウナによって身体が元気になったとしたら、それは元々回復するだけの体力があったからです。

生命力が下がって体力がない状態でお風呂に入ると、体調は余計に悪くなります。

先ほどお伝えした楽しむため、スッキリしたいから、という目的があってサウナや温泉を利用するのは大賛成です。

しかしながら体調を良くしたい、身体を健康にしたいなら、あなたの健康を左右する「脳」の活性化、脳の水流改善(脳脊髄液の循環促進)が必要です。

アトピー体質の方、早期に怪我の回復を行いたい方もCloverにご相談ください。

大切なのは、生命力、免疫力を上げることです。

身体の水流改善で、本当の健康を手に入れてください。

不眠・頭痛には水流改善整体

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