日本人の睡眠時間の平均は世界で最も短く、日本は不眠症大国で知られています。
今回のブログは、夜なかなか寝付けない方 、すぐ入眠できるけど途中で目が覚めてしまう方、朝スッキリ目覚められない方など、不眠症でお悩みの方にぜひ読んで頂きたい内容となっております。
またお布団に入ったら気絶したようにものの数分で寝てしまう方や、睡眠時間が短いのにも関わらず日中に全く眠気を感じない方、睡眠導入剤などの内服に頼って睡眠をとっている方も、睡眠障害に陥っている状態ですのでぜひ参考にして下さい。
病院における不眠症の診断
夜寝付けない、熟睡出来ないことを病院でドクターに訴えると、ほぼ全ての患者さんは「自律神経の乱れ」と説明を受けます。
今やメディアでも度々登場するこのワード、患者さんも何となく納得して自律神経が乱れてるんだと思い、睡眠導入剤などの処方を受けて帰ってしまいます。
しかし、不眠の本当の原因は「自律神経の乱れ」ではありません! 厳密に言うと、「自律神経の機能低下」なのです。
不眠症の原因
自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類あります。
交感神経は、仕事や家事で集中して作業をしたり、運動をする際に働く神経です。
副交感神経は、睡眠時など緊張を解いてリラックスする時間に働く神経です。
そんな自律神経をコントロールしているのは「脳」です。
つまり自律神経の機能低下というはすなわち、脳機能の低下なのです。
間脳や脳幹という部分の脳細胞の機能が十分に働けていないことにより、自律神経機能が低下し、睡眠に必要なホルモンの分泌が行なえなくなることが不眠症の原因です。
よって、不眠症を解決するためには自律神経機能をコントロールしている「間脳」や「脳幹」の細胞の活性化が必要になってきます。
薬のよる不眠症の治療について
一方で、細胞の活性化と反対の働きをさせるものが何かご存知でしょうか?つまり、細胞の働きを抑制するものです。
それが「薬」なのです。
もちろん漢方薬も薬の一種で、西洋の薬も東洋の漢方も元は植物や石油から作られています
薬は細胞の働きを抑制することで体の痛みを緩和したり、風邪の時には熱や鼻水、咳などの症状を抑える役割があります。
睡眠導入剤も同様に、脳細胞の働きを抑制するために使われます
脳細胞の働きを強制的に落とすことで、いわば電源がシャットダウンされたような状態となり、眠りにつくことができるのです。
しかしながら先程も申し上げました通り、薬の働きはあくまでも細胞の働きを抑制するものであり、細胞を活性化することはできません。
使えば使うほど「間脳」や「脳幹」の機能は衰え、自律神経機能をコントロール出来なくなってしまいます。
薬も効きづらくなってくるため量が増えますし、薬を飲まなければますます寝れない身体になってしまいます。
本来の睡眠を取り戻すためには「間脳」や「脳幹」の脳細胞を活性化させ、自律神経機能をちゃんとコントロール出来るような状態にしていくことが必要となります。
不眠症の真の原因は脳脊髄液の循環不全
私たちの頭蓋骨の中にある脳は、脳脊髄液という液体で満たされています。
この脳脊髄液は常に新しいものが作られ、循環することによって脳細胞に酸素や栄養分を供給しています。
脳脊髄液の流れが悪くなると、頭蓋骨の中に古い脳脊髄液が溜まってしまい、脳にストレスがかかります。
脳としては、寝る際にそのストレスにさらされていると興奮状態(交感神経優位)となってしまい、全身の筋肉や神経、血管に至るまであらゆる組織が緊張したままで眠れなくなるのです。
布団に入ると一瞬で眠りに落ちてしまう人、電車の中などどこでも眠ってしまう人も実は要注意です。
布団に入って数分で寝てしまうのは健康的に見えるかもしれませんが、それは脳疲労が極度に蓄積してしまっているから直ぐに寝てしまうという脳の疲労困憊状態を意味します。
また睡眠時間が短いのにも関わらず日中に眠気を一切感じない方も、脳が興奮状態にあるだけで、身体の疲労は取れていないので気をつけてください。
水流改善整体で質の良い睡眠を
脳細胞の活性化に必要なのは「脳脊髄液の循環」です。
水流改善整体は、脳脊髄液の流れを良くして脳のストレスを取り除き、脳細胞に酸素や栄養が行き届く状態にする治療法です。
睡眠時間をとっているのにもかかわらず、疲れが残っていたり、睡眠の質が悪い方も「脳脊髄液の循環不全」が疑われます。
日本人はほとんどの方が睡眠不足で、それが長期にわたっており睡眠負債を抱えています。
不眠症でお悩みの方、睡眠の質が良くない方は、当院で水流改善整体という治療を受けることをお勧めします。
薬による対症療法ではなく、脳から、そして身体の内側から健康にしていきたい方はぜひ当院にご相談下さい。
不眠・頭痛には水流改善整体
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