エラスチンは、コラーゲンに次いで、体内で2番目に多いたんぱく質です。
どちらも必要成分ですが、両者は異なる性質を持ち、共存関係にあります。
コラーゲンは膠原繊維と呼ばれ、伸びたり縮んだりしない反面、引っ張られる力に強い、硬く強度のある性質をしています。
しかしながらコラーゲンは自ら同士を結束することができません。
一方エラスチンは弾性繊維と呼ばれ、しなやかで弾力性があり、力を取り去れば元へと戻るゴムのような性質をしています。
そのためエラスチンにはバラバラに緩んでしまうコラーゲンをまとめ、弾力と強度を両立させる働きがあります。
肌におけるエラスチンの役割
人間の皮膚は表皮、真皮、皮下組織という3つの層で構成されています。
その中でも真皮層にはエラスチンやコラーゲンが多く存在しています。
エラスチンはコラーゲン同士をゴムのようにギュッと束ねることにより、肌のハリや弾力を保つ働きがあります。
身体の中でのエラスチンの役割
エラスチンは肌の中だけではなく、バストや子宮、血管や靱帯、肺など柔軟性や伸縮性が求められる部分に多く含まれています。
そのため体内のエラスチンの量が減少すると、シワやたるみを始めとしたお肌の不調のほか、胸の下垂や動脈硬化、関節部の痛みなどの原因となります。
エラスチンは美容にも健康にも欠かせない大切な成分です。
エラスチンを取り入れるにはサプリメントがおすすめです
エラスチンは、コラーゲン、ヒアルロン酸とともに3大美容成分に数えられていますが、その中でも年齢による減少が最も早い成分です。
エラスチンは26歳頃をピークに急激に減少し、40歳でほとんど作られなくなってしまいます。
エラスチンは抽出が大変難しく、食べ物から摂ることもできないことから、「一度失ったら補えない」と考えられてきました。
そんなエラスチンを補うためには「季令」のエラスチンサプリがおすすめです。
従来のサプリメントと比べて、エラスチンの含有量と純度が非常に高いため、エラスチンの摂取に非常に適したサプリメントです。
また当院では高純度のエラスチンが溶け込んだ化粧水と美容液、保湿ゲルも取り扱っております。
人間の皮膚の真皮層には、美肌の元になる成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)を作り出す働きを持つ線維芽細胞という細胞があります。
従来の化粧水や美容液ですと、真皮層まで浸透することはできないため表皮部分の保湿効果に限ってしまうのですが、 エラスチンが含まれた化粧用品を用いると、エラスチンが表皮内でとどまって、真皮内にある線維芽細胞を刺激して活性化させる効果があります。
ホームケアとしてエラスチンを取り入れたい方はぜひご相談ください。