今回はアトピー性皮膚炎についてお話しさせて頂きます。
①皮膚に強いかゆみの症状を伴う
②湿疹や乾燥などの皮膚症状がみられる
この2つの症状がみられる場合、病院ではアトピー性皮膚炎と診断されます。
かゆみがあると皮膚を掻いてしまうため、皮膚症状はますます悪化してしまいます。
皮膚の状態が悪ければ、汗や花粉などの皮膚刺激で更なるかゆみを引き起こしやすく、アトピー性皮膚炎の方はこの負のループで苦しんでいるかと思います。
かゆみの原因
ではそもそもなぜかゆみが生じるかといいますと、これには「ヒスタミン」と呼ばれる物質が関係します。
ヒスタミンはアレルギー反応にも関与する物質で、体内に異物が入った際に炎症を引き起こし、身体を守るために働きます。
このヒスタミンが神経に作用する際に「かゆみ」という症状が生じるのですが、アトピー性皮膚炎の方はヒスタミンが過剰に作られてしまっている状態となります。
アトピー性皮膚炎の原因
実はアトピー性皮膚炎には根本の原因があります。
それは内臓の機能の低下です。
膵臓(すいぞう)と呼ばれる内臓が疲労して機能が低下していると、ヒスタミンの分泌が引き起こされ、かゆみが生じるのです。
抗ヒスタミン薬には、かゆみの原因となるヒスタミンを無理やり抑え込む働きがあり、病院でもよく処方されますが、アトピー性皮膚炎を改善するためには弱った膵臓の働きを取り戻す必要があります。
アトピー性皮膚炎と薬について
アトピー性皮膚炎と診断を受けた方が病院に行くと、症状を抑えるためにステロイドが含まれた薬が処方されることが多いです。
ステロイドには身体の免疫力を下げ、炎症を抑える効果があるため、一時的にかゆみや皮膚症状は抑えられます。
しかしながら効果が出るのは薬を使用している間のみですので、ステロイドの使用を止めると再び症状はぶり返してしまいます。
またご存知の方も多いかと思いますが、ステロイドは副作用も強く、長期間内服することによるデメリットが非常に大きい薬でもあります。
ステロイドは本来体内で生成されるホルモン
そもそもステロイドは本来は体内で生成されるホルモンです。
身体にとって必要があるときに、脳から指令が出され、副腎(ふくじん)という内臓から分泌されます。
アトピー性皮膚炎の方は、この副腎の機能が落ちてしまっていることにより、ステロイドを上手く作ることができず、炎症のコントロールができないのです。
ではそんな方が薬によってステロイドホルモンを体内に取り入れるとどうなるでしょうか。
薬を使用した直後はステロイドが作用しますので、かゆみや皮膚症状の軽減などの効果がみられます。
しかしながらこのステロイドは、副腎が必要に応じて作ったものではありません。
そのため薬を使い続けると、副腎はいつステロイドを作ればいいのかますます分からなくなり、仕事をさぼるようになってしまいます。
つまりさらなる副腎の機能低下を引き起こすということです。
この負のループが、薬ではアトピー性皮膚炎がなかなか完治しない原因なのです。
アトピー性皮膚炎の改善には水流改善整体®を
症状を薬で一時的に抑え込むだけではアトピー性皮膚炎は治りません。
アトピー性皮膚炎を根本から改善させるためには、膵臓と副腎、そして皮膚そのものの状態を良くすることが必要となります。
皮膚も内臓の組織も、細胞が集まって作られています。
1つ1つの細胞にしっかり酸素や栄養が行き届いていれば、組織に柔軟性が生まれます。
逆に酸素不足や栄養不足に陥ったり、細胞内に老廃物が蓄積してくると、皮膚組織・内臓組織は硬くなり、機能が低下します。
細胞に必要なものを届けるのは、血液・脳脊髄液・間質液などといった身体の水分(体液)の働きによって行なわれます。
水流改善整体は、一般的に行われている整体治療では不可能に近い、全身の水分の流れを良くする治療法です。
細胞の代謝機能を高める治療方法ですので、アトピー性皮膚炎の根本の原因にアプローチして治療ができます。
アトピー性皮膚炎や、原因不明の身体のかゆみ、皮膚症状でお悩みの方はぜひご相談ください。
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