ぎっくり首について

日常生活のふとした動作で急に首に痛みが走り、動かせなくなってしまう状態をぎっくり首といいます。

医学的には「頸椎捻挫」と病院では診断されます。
交通事故やスポーツの接触事故などで起こる「むちうち症」も頸椎捻挫の一種ですが、ぎっくり首は突発的な事故がなくても、些細な首の動きや衝撃で起こることが多いです。

ぎっくり首の症状

首を傾けたり捻ったりした際や、くしゃみや咳をした際に首にギクッとした痛みが生じ、首を動かそうとすると痛みが増します。
特に首を動かしていないのに、前触れなく急に痛みがおこることもあります。

炎症の度合いによって痛みが違いますが、症状がひどい場合は強い痛みで首を全く動かすことが出来ず、ベッドから起き上がったり、寝返りを打つなどといった日常生活動作が困難になります。
痛みのピークはぎっくり首をおこした当日で、翌日以降炎症が治まってくると徐々に痛みも落ち着いてきますが、症状がぶり返したり、再発を繰り返す方も多いです。

痛めた直後にストレッチやセルフマッサージをすると症状が悪化する可能性があるのでお控え下さい。
患部に熱感が生じることもあるので、まずはアイシングをお勧めします。

ぎっくり首の原因

ぎっくり首は特に大きな衝撃を受けたり、激しい首の動きをしていなくても発症します。

その原因として、普段からの首周りの疲労や運動不足、姿勢不良などが関与しています。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢をしている方や、普段の運動習慣がない方は、筋肉が緊張して血行不良となりぎっくり首をおこしやすくなります。
クーラーなどによる直接的な冷えや、睡眠不足やストレス、内臓の不調も原因となります。

また猫背姿勢なで肩の方は、頭が前に突き出した状態になってしまっているため、重い頭部を支えるために慢性的に首の後ろ側の筋肉に負担がかかります。
このような姿勢を続けていると頸椎がストレートネック変形をおこし、ぎっくり首をはじめとした首の症状の原因となります。
近年は長時間のスマートフォンやパソコンの使用により、ストレートネックになってしまっている方が増加しています。

当院の治療方針

ぎっくり腰同様に、ぎっくり首も再発を繰り返す方が多いです。
再発を防ぐためには、きちんと原因をつきとめた上で治療することが大切です。

ただ首周りをマッサージするといった方法でも一時的に痛みが和らいだりするかもしれませんが、根本的な改善にはつながりません。
ぎっくり首は、身体全体をしっかり見直してアプローチしなければ症状がぶり返してしまったり、頸椎ヘルニアなどの他の首の症状を引き起こす可能性もあります。

Clover鍼灸整体院では、しっかりとお話をお聞かせいただき検査をしたうえで、患者様にあった治療方法をご提案いたします。

ぎっくり首は当院へお任せください

当院は首や肩の治療を得意としております。
首の痛みであっても、骨盤や脊柱、肩甲骨や、腕や指先の筋肉に原因があることも多いです。

今まで他の治療院や、マッサージ店に行ってもよくならなかったという方もぜひ Clover鍼灸整体院へご相談ください。

本気で体を良くしたい方へ

ぎっくり首を未然に防ぐためにも、肩こりや首こりを慢性化させないことが大切です。
元気な体を取り戻すことができるように全力でサポートいたします。