寝違えについて

寝違えの原因

寝違えは、みなさん一度は経験があるのではないでしょうか。
原因として多いのは寝ている時の姿勢で、首に負担がかかるような体勢で寝てしまうと寝違えになります。

長時間同じ姿勢でいることで、首周りの筋肉の緊張が限度を超して血流が滞ってしまいます。
起床時など体が動くようになってから、一気にその筋肉に血液を送り込まれることによって炎症が起こり痛みが生じます。

寝違えは疲れが溜まってるときに起きやすいです。
人間は寝ている時に寝返りをすることによって、身体の負担を減らしています。
肉体的な疲れはもちろんのこと、精神的なストレスが溜まっていたり、深酒や夜更かしなどをすると身体の力みが抜けず、首に負担がかかることで寝違えを発症しやすくなってしまいます。

日頃から身体のメンテナンスを行なっていれば防げるものなので、最近やけに肩が張ってる、背中が張ってるなどの予兆があれば、注意して下さい。

寝違えの症状

寝違えると首に痛みが生じ、痛みで首を動かすことができなくなる場合もあります。
また悪化したり症状が慢性化すると、手のしびれや、頭痛・めまいなどを引き起こすこともあります。

当院にも、首の痛みで来院される方が多くいらっしゃいます。
首を左右に少し動かしただけでも痛みが走るような状態ですと、炎症が強く起きている証拠なので、自己判断で寝違えだろうから時間が経てば治るだろうと安心するのはお勧めできません。
無理に動かしたり温めないようにしてください。

自分の症状が寝違えなのか、ぎっくり背中なのか、もしくは頚椎のヘルニアなのかご自身で判断するのが難しいケースもございますので、当院に是非ご相談ください。

また、炎症が起きている部位をむやみやたらにマッサージや鍼をしてしまうと、炎症がひどくなって症状が悪化してしまうので注意が必要です。よくマッサージに行くと揉み返しのような症状が出てしまうから、マッサージは苦手ですという方もいらっしゃいますが、マッサージが苦手な方には苦手な方用の治療のやり方があります。

当院の治療方針

当院で寝違えの治療をする際は、まずその症状が本当に寝違えかどうかをしっかり見極めます。
首に痛みが出ている方もいれば、痛みが背中や肩の方まで波及している方など症状は様々です。

重症なケースでは頚椎ヘルニアの疑いもあるので、理学検査（徒手検査）をさせて頂き、ヘルニアではないかを確認します。
明らかにヘルニアの疑いがあれば、大きい病院でMRIを撮って頂くことを勧めております。
寝違えにせよ、頚椎ヘルニアにせよ、患者様ご自身で判断するのは難しいと思うので一度ご相談頂ければ幸いです。
もし頚椎ヘルニアと診断されても、その後の治療は当院にお任せください。

寝違えは当院へお任せください

寝違えの場合でも、頚椎ヘルニアの場合でも、発症直後は炎症が強い為、患部はほとんど触らずに患部と離れた部位から治療していくのが当院の方針です。
Clover鍼灸整体院では、筋膜リリースを行なうことで症状の改善を図ります。
筋膜リリースのテクニックは、マッサージが苦手な方だけでなく、ご高齢の方や骨粗鬆症の方でも安心して受ける事が出来ます。