西洋医学と顔面痙攣

西洋医学の視点から見た顔面痙攣とは、顔の一部が本人の意思とは関係なく痙攣する病気とされています。痙攣の場所は片側の目の周囲、頬、口元などに現れます。

緊張やストレスなどで誘発されやすい顔面痙攣ですが、ハッキリした原因は分かっていません。何らかの原因で顔面神経が圧迫され、神経興奮が続くことにより起こると考えられています。

東洋医学と顔面痙攣

東洋医学の視点から見た顔面痙攣は、西洋医学の考え方とは大きく異なります。まず、痙攣が起こるのは筋肉ですので筋肉の異常を治す所から考えていきます。東洋医学における筋肉は「肝」のグループに所属しています。

身体の基本的構成要素の五臓(ごぞう)には、肝・心・脾・肺・腎の五つがあり、その内の「肝」に該当するのが筋肉です。よって、筋肉の異常、すなわち顔面痙攣は「肝」の異常から来ていると考えるのです。

もちろん、通常は「肝」だけが異常を起こすことは稀なので、他の症状、睡眠状況、味の好みなど、複数の情報から根本原因を探し出していきます。西洋医学が日本の医学の標準とされている現代では、顔面痙攣は「肝」が影響していますと患者様に説明すると皆さん驚かれます。

しかし、薬の服用やボトックス注射など一時しのぎの治療に西洋医学の限界を感じられている方は多いでしょう。西洋医学で治らなければ是非東洋医学の力を取り入れてみては如何でしょうか。

顔面痙攣でお悩みの方は当院にお任せください

薬のような即効性は期待できませんが、根本的解決には鍼灸治療(東洋医学)がお役に立てるかもしれません。
顔面痙攣、顔面神経麻痺などでお悩みの方はお気軽にClover鍼灸整体院にご相談ください。共に解決の糸口を見つけていきましょう。