結論から先に申しますと、マスクで新型コロナウイルス感染症を防ぐことは出来ません。
マスク着用が感染症予防に有効とされている理化学研究所の実験内容を簡単に引用して説明します。
マスクでエアロゾル感染は防げない
マスクで新型コロナウイルス感染症を予防出来ない1番の理由は、コロナウイルスは「エアロゾル感染」によってが広まるからです。
空気中に長時間浮遊する粒子をエアロゾルと言います。
ウイルスがこの粒子にくっつき、それを吸い込むことで感染する経路が「エアロゾル感染」です。
エアロゾルは非常に小さな粒子です。
エアロゾルに付着した新型コロナウイルスの大きさは約0.1マイクロメートル。
不織布マスクの網目の大きさは、約3マイクロメートル。 ウレタンマスクの網目の大きさは、小さくても約50マイクロメートル。
単純にこの大きさの違いを見ても分かるように、ウイルスは不織布マスクの網目の大きさの30分の1です。
そのため新型コロナウイルス感染症はマスクで予防することはできません。
理化学研究所の実験について
理化学研究所の実験では、正面に座っている人(模型)に向かって咳をした場合の飛沫量とその飛沫から出たエアロゾルの量を調べています。
飛沫というのは咳やくしゃみをした際に口から出る細かい水滴のことで、ウイルスが含まれていた飛沫を吸い込んで感染してしまう経路が飛沫感染です。
この飛沫の大きさは約2~5マイクロメートルの大きさからあるので、不織布マスクでギリギリ通さず防ぐことが可能なくらいです。
しかしながら先程も申し上げました通り、新型コロナウイルスは飛沫は関係なしに、エアロゾルによっても感染します。
また実験の仕方に関しましても、そもそも実際に正面を向いて咳をするシーンは見た事ありませんし、普通は横を向いて咳をしたり、腕で口を覆ったりして飛沫が飛ばないように配慮しますよね?
よって、結局感染症対策として最も有効なのは、エアロゾルを吹き飛ばす空気の流れが必要になる訳です。
つまり換気が大切ということです。
当院でも常に換気をし、空気清浄機も2台稼働させております。
水流改善整体で免疫力アップ
飛沫感染しようが、エアロゾル感染しようが、どちらにせよ免疫力が高ければ発症はしません。
新型コロナウイルスに限ったことではなく、インフルエンザウイルスや風邪のウイルスなどにも同じことが言えます。
日頃から免疫力を高めておく事が真の感染症対策になります。
免疫力が何かということに関しましてはぜひこちらの記事も参考にして下さい。
感染症の予防のために、全身の細胞を活性化させることのできる当院の水流改善整体をぜひ受けて下さい。
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