ドアノブを捻る時や、鍋などを持ち上げる時に手首の小指側に痛みが生じる場合はTFCC損傷かもしれません。

TFCC損傷は三角線維軟骨複合体損傷(Triangular Fibrocartilage Complex損傷)の略です。

TFCC損傷の原因

手首の小指側には、TFCCと呼ばれる靱帯と軟骨の複合体があります。

野球やゴルフ、テニスやバドミントンなどのスポーツで手首を捻る動作を繰り返したり、手をついて転倒した際にこの部分を損傷して発症します。

重い荷物を持ち続けたり、大きいフライパンを長時間使用するなどといった日常生活動作も原因となります。

TFCC損傷の症状

腕を捻ったり、手首を小指側に曲げた際に痛みが生じます。

ドアノブを捻ったり、タオルを絞る動作で症状が誘発されることが多いです。

炎症が強い場合には、腫れを伴ったり安静時痛があることもあります。

病院におけるTFCC損傷の治療

整形外科では基本的には保存的治療が行われ、サポーターなどによって固定指導がされます。

痛みが強い場合にはステロイド注射が行われます。

数ヶ月で症状が改善されることが多いですが、症状が改善しない場合には手術が検討されることもあります。

CloverにおけるTFCC損傷の治療

TFCC損傷は転倒などの外傷や、手首の使いすぎによって軟骨を損傷した状態のことをいいます。

炎症が収まるまでは手首の固定や安静が大事となりますが、それだけだと症状が長期化することが多いです。

手首の痛みには、手首の動作に関わる手や腕の筋肉の緊張が影響しています。

また、手首とは離れた肩甲骨や胸部の筋肉のストレスが原因となって、手首に負担がかかり症状が誘発されていることも多いです。

Clover鍼灸整体院では全身の筋膜の繋がりを利用して治療を行います。

手首の痛みの原因ととなっている筋肉に的確にアプローチすることで、慢性化したTFCC損傷の症状を改善させます。

気になる方は是非ご相談ください。

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