ぎっくり腰は医学的には「急性腰痛症」とも呼ばれ、急に発症した腰痛全般のことをいいます。
重いものを持ち上げた際や、靴下を履こうとしたり、顔を洗おうとしたりとして前かがみになった際や、咳やくしゃみをした際などといった日常生活でのふとした動作をきっかけに発症することが多いです。
ぎっくり腰の症状
腰に強い痛みが生じ、腰を動かすのが困難になります。
立っている姿勢や座っている姿勢を維持することもできなくなったり、症状が重い場合は痛みで動けなくなることもあります。
姿勢を変えたり身体を動かそうとすると激痛が走るので、起き上がったり立ち上がったりすることができなくなり、日常生活が困難になります。
またお尻から足にかけて拡散するようなしびれを伴う場合もあります。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は腰回りの筋膜が損傷し、炎症を起こすことによって強い痛みが生じます。
ぎっくり腰を起こす原因として重要になってくるのが、お腹の奥にある大腰筋という筋肉と、背中にある広背筋という筋肉です。
これらの筋肉が緊張状態になると、腰回りの筋肉に負担がかかるため筋膜を損傷しやすくなります。
猫背姿勢の方やデスクワークをされている方は、大腰筋や広背筋が長い時間緊張するため注意が必要です。
また、ぎっくり腰には疲労やストレスも大きく関わっており、内臓に不調があったり免疫力が下がっていたりすると発症のリスクが高まり、再発を繰り返しやすくなります。
病院におけるぎっくり腰の治療
整形外科では湿布薬や痛み止めが処方され、コルセットによる安静指導がされます。
痛みが強い場合には神経ブロック注射がされることもあります。
Cloverにおけるぎっくり腰の治療
ぎっくり腰は安静にしていれば数日から数週間で炎症が収まり、痛みがなくなるケースが多いです。
しかし、原因となっている筋肉の治療をしっかり行わなければ痛みが長引いたり再発を繰り返す恐れがあります。
また、症状の根本には内臓の不調が関わっていることが多いため、筋肉だけではなく内臓治療も必要となります。
Clover鍼灸整体院では整体・鍼灸治療をメインで行なっています。
腰痛の原因となっている筋肉の治療を行い、骨盤と姿勢の歪みを整え、内臓治療も行うことでぎっくり腰の症状が改善されます。
気になる方はぜひご相談ください。